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抽出条件の指定 ~ クエリのテクニックHEADLINE

基本的な抽出条件

図1
まずは以下の設定で「未入金Q」を作成しましょう。

フィールド名テーブル名
受注コード受注
得意先名得意先
受注日受注
納品日受注
請求日受注
入金日受注


ここで抽出条件を指定します。今回、受注日を2017年10月1日以降のデータを抽出してみます。図1のように、受注日の抽出条件欄に以下を入れます。
======================
  >=#2017/10/01#
======================

抽出条件に日付を指定する場合は、日付を # で括ります。文字列を指定する場合は、" (ダブルクォーテーション)で括ります。
数値の場合は何も括らずに、>=1000 というような記述になります。

データシートビューで確認すると、2017年10月1日以降のデータだけが表示されていることがわかると思います。

図2
次に入金日が空白のデータを抽出したいと思います。受注日の抽出条件は消し、入金日に以下の抽出条件を指定します。

======================
  Is Null
======================

Null は空白の意味と捉えておいてください。ちなみに空白でないデータを抽出する場合は、Is not Null と指定します。

図3
データシートで確認すると、図2の通り、入金日が空白のデータだけ表示されます。

この「未入金Q」をレコードソースとして、表形式の「未入金F」を作成すれば、請求時、あるいは入金時のデータ入力用として使用できます。