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図1 |
今回、受注データを伝票イメージで入力できるフォームを作成しようと思います。そのためのクエリを作成します。(図1)。
受注データはテーブルのところで説明した通り、上段は繰り返し属性がない部分、下段は繰り返し属性の部分になっています。
繰り返し属性のない部分に関しては「受注」テーブルに、繰り返し属性の部分は「受注明細」テーブルにそれぞれデータが格納されています。
ただし上段に関しては「受注」テーブルのデータだけでなく、「得意先」テーブルのデータも表示されています。
同様に、下段は「受注明細」テーブルのデータと「商品」テーブルのデータが表示されています。
「受注」テーブルと「得意先」テーブルは、「得意先コード」を共通フィールドとしてリレーションシップが設定されています。また「受注明細」テーブルと
「商品」テーブルは「商品コード」を共通フィールドとしてリレーションシップが設定されています。
リレーションシップが設定されていれば、クエリという仮想表を作成することができます。
今回は伝票上部のデータソースとなる「受注Q」(「受注」テーブルと「得意先」テーブルを連結した表)と、伝票下部のデータソースとなる「受注明細Q」を
作成します。