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図1 |
アクセスのテーブルを作成する場合は、「作成」タブの「テーブルデザイン」をクリックします(図1参照)。
テーブルの設計画面(デザインビュー)が表示されます(図2参照)。このとき、画面右下の鉛筆や定規のついたボタン(マウスでポイントすると 「デザインビュー」とヒント表示されます)が押されていることを確認してください。
ちなみにその左側にあるボタンは「データシートビュー」のボタンです。設計が終わり上書き保存したのちに、このボタンをクリックすると、データシートビューに
切り替わり、Excelと同様にデータ入力することができます。
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図2 |
この画面で、フィールド名、データ型、フィールドサイズを指定します。下の段のフィールドプロパティは、上の段でカーソルの表示されているフィールドの
プロパティが表示されます。
日付/時刻型のデータ型にはフィールドサイズがありませんので指定する必要はありません。
すべてのフィールドの指定ができたら主キーを設定します。
今回は、「受注コード」フィールドに主キーを設定します。上の段で「受注コード」の行にカーソルを表示したうえで、「デザイン」タブの「主キー」ボタンを
クリックします。受注コードの左側の、灰色の四角の部分にに鍵のマークが表示され、主キーに設定されました(図3参照)。
ちなみに主キーを解除する場合も、同じ「主キー」ボタンをクリックすれば解除できます。
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図3 |
テーブルの設定が完了したら、画面左上の上書き保存のボタンをクリックします。初めて保存する場合は、まだ名前がついてまえんから、「名前を付けて保存」の
ダイアログボックスが表示されますから、テーブル名に「受注」と入力し「OK」ボタンをクリックします。
設定が保存されれば、「データシートビュー」のボタン(画面右下)で、データシートビューに切り替えてデータが入力できます。
現時点では、何もデータが入力されていませんが、Excelデータをテーブルにインポートすることもできます。その方法については、「データのインポート」に
記載します。 上記の操作で、5つのテーブルすべてを作成してください。
データ型は入力できるデータの型をしていし、フィールドサイズで入力できる最大値、最小値などを指定します。テーブルにデータを入力したのちに データ型やフィールドサイズを変更すると、入力したデータが消去されたりすることがありますので、最初にしっかり検討して指定しましょう。
代表的なデータ型とフィールドサイズを以下にまとめます。
データ型 |
フィールドサイズ |
説明 |
短いテキスト |
0〜255の範囲で指定 |
入力できる最大の文字数を指定する |
長いテキスト |
(指定なし) |
1Gバイトまでの文字が入力可能 |
数値型 |
バイト型 |
0 〜 255までの整数が入力可能 |
整数型 |
-32,768 〜 32,767の整数が入力可能 |
長整数型 |
-2,147,483,648 〜 2,147,483,647の整数が入力可能 |
単精度浮動小数点型 |
単精度と倍精度の違いは容量の差ですが、一般に
よほどの精密データでなければ単精度で大丈夫です |
倍精度浮動小数点型 |
日付/時刻型 |
(指定なし) |
日付や時刻が入力可能 |
通貨型 |
(指定なし) |
通貨記号をつけることができ、少数も扱えます |
オートナンバー型 |
長整数型 |
エンドユーザが入力することなく自動的に連番の数値を入力してくれます
フィールドサイズにレプリケーションID型もしていできますが使用しないほうがよいでしょう |
Yes/No型 |
(指定なし) |
Yes/No、True/Falseなど二者択一のデータが扱えます |
OLEオブジェクト型 |
(指定なし) |
フォーム画面から画像データを貼り付けることができます |