「請求明細サブR」を作っていきます。今回もレポートウィザードから作っていきますので、「作成」タブの「レポートウィザード」をクリックします。
1枚目の画面では、「テーブル/クエリ」で「受注明細Q」を指定し、「受注コード」以外のフィールドを「選択したフィールド」に移動します。
次の画面ではやはりグループ化しませんので「by受注明細」を選択して「次へ」ボタンをクリックします。3枚目の画面もグループ化しませんので、そのまま
「次へ」ボタンをクリックします。
並べ替えは「商品コード」の昇順を指定し「次へ」ボタンをクリックします。
「レイアウト」は繰り返し属性なので「表形式」を選択します。最終画面ではレポート名は「請求明細サブR」、「レポートのデザインを編集する」を選択して
「完了」ボタンをクリックします。
レポートのデザインビューで、レポートヘッダーにあるラベル「受注明細サブR」は削除し、レポートヘッダーは閉じておきます。同様に、ページフッターに
入っている2つのテキストボックスは削除し、ページフッターも閉じておきます。
また集計欄をいれるのでレポートフッターは少し広げておきます。
またA4サイズのメインレポートにサブメニューを挿入しますので、レポート幅は狭くしておきます。
レポートフッターに集計欄としてテキストボックスを挿入します。手法については
受注明細サブFを参照しください。
各種設定は以下の通りです。
テキストボックスの名前 | ラベルの文字列 | 計算式 |
txt_syoukei | 小計 | =Sum([金額]) |
txt_zei | 消費税額 | =Sum([消費税額]) |
txt_sougaku | 総額 | =[txt_syoukei]+[txt_zei] |
また3つのテキストボックスに対して、プロパティシートの「書式」タブで、「書式」に #,##0 と入力しておきましょう。また「境界線スタイル」は透明にしましょう。
これで完成ですが、印刷プレビューで確認してもらうと、集計欄は最終ページにしか表示されていませんが、これで結構です。
メインレポートに挿入すれば正しく機能します。